父と暮せば 作/井上ひさし(新潮社刊)

チラシ
 企  画  浦野一昭 
 演  出  木村 繁 
 美  術  宮武史郎  
 
パンフレット4-1
 
パンフレット2-3
 

お節介な!お父さん
演出 木村 繁
『父と暮せば』は井上ひさしさんの小さな小さなお話です。
何が小さいかと申しますと、出演者は娘が一人。
いえ、実はもう一人父が居るのですが、父はお化けですから。
一人芝居のような?
二人芝居のような?
お化けを相手にブツブツ独り言をいっているお芝居です。
それも原爆から生き残り結婚をあきらめている娘の恋を成就させるために、
死んだ父があの世から押し掛けて来ると言う仕掛けです。
マァー、なんてお節介な亡者でしょう!
むかしから喜劇にはおせっかいでおっちょこちょいのおばちゃんが良く出て来ます。
仲人大好き人間です。
そしてそのお節介はたいてい失敗して、瓢箪からコマで、おばちゃんに恋人ができたりするのです。
さすが大喜劇作家の井上先生、この喜劇の方程式を使って、
シリアスな原爆ドラマを笑いと涙のお芝居に作り上げました。

 むすび座がこのセリフ芝居を、人形劇で上演しようと勝負に出たのは訳があるのです。
なにしろお節介な父は命のない亡者ですから。
命のない者に命を与えて活躍させるのは人形遣いの腕という訳です。

 さあ、人形劇版『父と暮せば』心ゆくまでおたのしみください。 

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